千里阪急ホテルは大阪府豊中市にある緑豊かな環境に囲まれた静かな郊外の邸宅風ホテルで、1970年の大阪万博開催と同時に開業し、長年多くの人に愛されてきました。
ホテルは「東館」と「西館」の2つに分かれていますが、実際どちらに泊まるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?

千里阪急ホテルの西館と東館の違いはどこかしら?
東館 | 西館 | |
---|---|---|
開業年 | 1970年 | 1984年(当時は「新館」) |
リニューアル | 2018年に96室リニューアル | 大規模リニューアルなし |
客室タイプ数 | 11種類 | 5種類 |
客室の特徴 | ブルー・ホワイト基調のシックな印象 | ナチュラルで温かみのある大人の雰囲気 |
最小客室サイズ | 22.1㎡ | 23.4㎡ |
価格帯 | シングル:7,000円~ ツイン:5,500円~(1名利用時) |
ツイン:28,130円~(1名利用時) |
おすすめ客層 | リニューアル済みの新しい客室を好む方 家族連れ(和洋室あり) |
クラシカルな雰囲気を好む方 カップル・夫婦 |
今回は、2026年春頃に惜しまれつつ閉館が決まっている千里阪急ホテルの西館と東館の違いについて徹底比較していきたいと思います。
閉館までの期間が限られているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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千里阪急ホテル 西館と東館の違いを徹底解説
千里阪急ホテルの西館と東館は、同じホテル内にありながら、かなり異なる特徴を持っています。
それぞれの館の歴史や特徴を詳しく見ていきましょう。
開業時期と歴史の違い
千里阪急ホテルは1970年に東館が開業しました。
当時は大阪万博の開催に合わせてオープンし、世界各国の賓客やパビリオンアテンダーを多数もてなしました。
一方、西館は1984年9月に「新館」として開業し、後に「西館」と名称変更されました。
客室タイプと特徴の違い
東館には実に11種類もの客室タイプがあります。
・東館セミダブル
・東館ダブルA
・東館ダブルB
・東館スーペリアダブル
・東館ツイン
・東館デラックスツイン
・東館ラグジュアリーツイン
・東館トリプル
・東館エグゼクティブツイン
・東館和洋室
東館の特徴は、2018年に96室が大規模リニューアルされたことです。
ブルーやホワイトを基調としたシックな印象のデザインで、5つのデザインコンセプトに基づいた新たなテイストが取り入れられています。
また、東館には和洋室もあるため、家族連れにも対応しやすいという特徴があります。
西館の客室タイプは5種類と東館より少なめです。
・西館スーペリアツイン(28.2㎡)
・西館デラックスツイン(32㎡)
・西館バリアフリールーム(46.5㎡)
・西館エグゼクティブツイン(46.5㎡)
西館の客室はナチュラルで温かみのある内装が特徴で、東館と比べてよりクラシカルで大人の落ち着いた雰囲気があるとされています。
ただし、西館は東館のような大規模リニューアルは行われておらず、クラシカルな雰囲気をそのまま残しています。
そのため、設備面では若干古さを感じる部分もあるかもしれません。
価格帯の違い
価格面では、東館の方がリーズナブルな傾向があります。
・シングルルーム:7,000円~(1泊1名、食事なし)
・ツインルーム:5,500円~(1泊1名、食事なし)
・トリプル:5,000円~(1泊1名、食事なし)
・西館ツイン:28,130円~(1泊1名利用、食事なし)
・西館スーペリアツイン:31,660円~(1泊2名利用、食事なし)
西館は東館と比べて価格帯が高めに設定されていますが、これはより広い客室サイズやクラシカルな雰囲気、高級感のある内装などが理由と考えられます。
デザインと雰囲気の違い
東館はブルーやホワイトを基調としたシックな印象のデザインで、2018年のリニューアルにより現代的な要素が取り入れられています。
一方、西館はナチュラルで温かみのある内装で、よりクラシカルな雰囲気を楽しむことができます。
口コミでも「東館はリニューアルされていて新しい」「西館はクラシカルで大人の落ち着いた雰囲気がある」という声が多く見られます。
千里阪急ホテル 西館と東館バリアフリーの違い
千里阪急ホテルでは、バリアフリー客室は西館にあります。
具体的には「西館バリアフリールーム」という客室タイプが用意されており、46.5㎡の広さがあります。
このバリアフリールームはツインルームタイプで、幅120cm×長さ195cmのベッドが2台と、ソファベッド1台が設置されており、1〜3名で利用可能です。
また、施設面でも西館1階のお手洗いはバリアフリー対応となっています。
ホテル全体としては、車椅子の貸し出し、バリアフリールーム、フロア移動時のエレベーター利用、駐車場の優先スペース設置、車椅子対応共用トイレなどのバリアフリー設備が整っています。
なお、東館にはバリアフリールームの記載はありません。

バリアフリー対応の客室をご希望の場合は西館がおすすめですが、詳細は直接ホテルに確認してご検討くださいね。
千里阪急ホテル 西館と東館の喫煙所について
千里阪急ホテルでは、西館と東館のどちらも喫煙できる客室はありません。
2019年5月24日から全客室が禁煙化されています。
喫煙所は西館1階のクローク前に設置されており、宿泊者はそちらを利用する必要があります。
千里阪急ホテル 西館と東館のレストランについて
千里阪急ホテルの西館と東館には、それぞれ特徴的なレストランがあります。
西館のレストラン
- カフェ&バイキング「シャガール」 (1階)
- 中国料理「三楽」 (1階)
カフェ&バイキング「シャガール」では、季節ごとに変わる和洋の料理とデザートメニューをビュッフェスタイルで提供しています。
中国料理「三楽」では、華やかな中国料理を食事できます。
東館のレストラン
- 鉄板焼・フレンチ・和洋会席「ボナージュ」 (2階)
- メインラウンジ「さくららうんじ」 (2階)
- 日本料理「つる家」 (2階)
鉄板焼・フレンチ・和洋会席「ボナージュ」では、フレンチと鉄板焼を楽しめます。
メインラウンジ「さくららうんじ」は、くつろぎのスペースとして利用可能。
日本料理「つる家」 では、伝統的な日本料理を提供しています。

西館は中国料理とバイキングレストランが特徴的で、東館は和食や鉄板焼、フレンチなど多様な料理を楽しめるレストランが揃っています。
千里阪急ホテル西館の口コミ・評判
実際に西館に宿泊された方々の口コミを見てみましょう。
悪い口コミ
- 部屋が暑すぎて寝にくかった
- 水回りが少し気になった
西館に関する悪い口コミでは、設備の古さや部屋の温度調整の難しさなどが挙げられています。
特に水回りについては、古いホテルならではの課題があるようです。
ただし、これらのネガティブな意見に対しても「アメニティはいっぱいあり、よかった。また、加湿器も活用させてもらった」といった前向きな声もあります。
良い口コミ
- ドラマ等のワンシーンで出てくるようなエントランスホールの雰囲気がとても心地いい
- クラシカルなホテルですがお部屋もお掃除が行き届いていて清潔で気持ちい
- 客室は、二人では広く、清潔で良かった
- 昔ながらのホテルだと思いますが、何の不便もなく利用できた
- ゆっくりと過ごすことができた
- スタッフの対応が素晴らしかった
西館の良い口コミでは、クラシカルな雰囲気や清潔感、スタッフの丁寧な対応などが高く評価されています。
また、駅からのアクセスの良さも多くの方が満足されているポイントです。
千里阪急ホテル東館の口コミ評判
続いて、東館に宿泊された方々の口コミを見てみましょう。
悪い口コミ
- 一部設備の古さを感じました
- 部屋の温度調整が難しかった
東館に関する悪い口コミも、西館と同様に設備の古さや温度調整の難しさが挙げられています。
ただし、2018年にリニューアルされた客室については、このような不満の声は少ないようです。
良い口コミ
- 落ち着いたホテルで、インバウンド客は少なくゆっくり落ち着いて過ごせた
- クラシックホテルですが、さすがセンスよく改装されており、気持ちよく過ごせた
- 藍色とグリーンでカーテンから壁まで統一されリラックス空間で過ごせてよかった
- 「東館スーペリアダブルにソファベッド対応で家族3人で宿泊。とても広くて快適だった
- スタッフさんの対応はさすがだなと思った
東館の良い口コミでは、2018年にリニューアルされた客室の快適さや、スタッフの対応の良さが高く評価されています。
特に、改装されたことによる清潔感や、リラックスできる空間づくりが好評のようです。
千里阪急ホテル 西館と東館おすすめはどっち?
さて、千里阪急ホテルの西館と東館、どちらがおすすめなのでしょうか?
結論から言うと、あなたの好みやニーズによって選ぶべき館が変わると思います。
東館がおすすめの方
- 新しくリニューアルされた客室で快適に過ごしたい方
- 比較的リーズナブルな価格で宿泊したい方
- 家族連れで和洋室など多様な客室タイプから選びたい方
- ブルーやホワイトを基調としたシックなデザインが好みの方
東館は2018年に96室がリニューアルされており、より現代的な設備や内装を楽しむことができます。
また、11種類もの客室タイプがあるため、様々なニーズに対応できるのが魅力です。
特に和洋室があるので、小さなお子様連れの家族にもおすすめです。
西館がおすすめの方
- クラシカルで大人の落ち着いた雰囲気を楽しみたい方
- より広めの客室で過ごしたい方
- ナチュラルで温かみのある内装が好みの方
- カップルや夫婦での特別な記念日に利用したい方
西館は1984年開業時の雰囲気をより色濃く残しており、クラシカルなホテルの魅力を堪能したい方におすすめです。
最小の客室サイズも東館よりわずかに広く、ゆったりとした空間で過ごすことができます。

千里阪急ホテルのような歴史あるホテルに宿泊するなら、クラシカルな雰囲気を存分に味わえる西館がおすすめ。2本来の千里阪急ホテルの魅力を感じるなら西館の方がより深い体験ができると思います。
千里阪急ホテル 西館と東館の違いのまとめ
千里阪急ホテルの西館と東館の違いについて詳しく見てきました。
千里阪急ホテルは1970年の大阪万博開催と同時に開業し、東館が先に建てられ、西館は1984年に「新館」として開業しました。東館は2018年に96室がリニューアルされ、より現代的な設備や内装になっている一方、西館はクラシカルな雰囲気をより色濃く残しています。
客室タイプは東館が11種類、西館が5種類と、東館の方がバリエーション豊かです。価格帯は東館の方がリーズナブルな傾向にあります。
どちらの館を選ぶかは、あなたの好みやニーズによって変わりますが、新しい設備を重視するなら東館、クラシカルな雰囲気を楽しみたいなら西館がおすすめです。
残念ながら千里阪急ホテルは2026年春頃に営業終了することが決まっています。閉館までの期間、この歴史あるホテルの魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
皆さんもぜひ、千里阪急ホテルの西館と東館、それぞれの魅力を体験してみてください!
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