栃木県には3つの金谷ホテルがあるのをご存知でしょうか?
日光金谷ホテル、中禅寺金谷ホテル、鬼怒川金谷ホテルと、それぞれ異なる魅力を持つホテルが点在しています。
今回は、この3つのホテルの特徴や違いを詳しくご紹介していきます。
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違い
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違いについて、立地や客室などを比較しました。
立地と周辺観光
日光金谷ホテルは、世界遺産エリアの中心に位置する好立地が特徴です。
神橋まで徒歩5分、日光東照宮まで徒歩15分、日光二荒山神社まで徒歩19分と、日光の主要な観光スポットまで徒歩圏内です。
中禅寺湖畔に佇む中禅寺金谷ホテルは、自然に囲まれた静かな環境が魅力です。
中禅寺湖クルーズの乗り場まで徒歩15分、華厳の滝まで車で8分、英国大使館別荘記念公園やイタリア大使館別荘記念公園まで車で11分と、中禅寺湖エリアの観光に便利です。
ホテルの雰囲気と客室の特徴
1873年創業の日本最古のリゾートホテルである日光金谷ホテルは、国の登録有形文化財にも登録されている歴史的建造物です。
客室は、ラグジュアリーなスイートからリーズナブルなシャワーのみの部屋まで幅広く用意されています。
2023年にリニューアルされた別館は、歴史は感じつつも現代的な快適さを備えており、特におすすめです。
中禅寺金谷ホテルは「中禅寺湖畔に佇む大人のためのリゾート」をテーマにしたログハウス風のホテルです。
全てのお部屋にバルコニーかウッドデッキが設置されており、窓からは豊かな緑と中禅寺湖の絶景を楽しむことができます。
高級感のある内装は、どこか懐かしさも感じさせる落ち着いた雰囲気です。
大浴場
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの大浴場には、大きな違いがあります。
日光金谷ホテルには大浴場の設備がなく、客室のバスルームまたはシャワールームでの入浴となります。
ただし、貸切風呂の設備は用意されているので、プライベートな空間でゆっくりと入浴を楽しむことができます。
一方、中禅寺金谷ホテルには大浴場があり、硫黄泉(硫化水素型)の温泉を楽しむことができます。
特に注目すべきは温泉露天風呂「空ぶろ」で、中禅寺湖と山々の絶景を眺めながらの入浴が可能です。
日帰り入浴も受け付けており、大人1,500円で利用できます。日光金谷ホテルの宿泊者は800円で中禅寺金谷ホテルの温泉を利用可能です。
ドレスコード
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルとも「ノーネクタイ・ノージャケットOK」という比較的リラックスした服装で大丈夫です。
ただし、露出の多いタンクトップやキャミソール、ダメージデニム、短パン、ビーチサンダルなど、他の宿泊客が不快に感じる可能性のある服装は避けるよう案内されています。
両ホテルとも浴衣やスリッパでのレストラン利用は禁止されています。
中禅寺金谷ホテルでは大浴場と客室の往復時のみ浴衣とスリッパの使用が許可されています。
日光金谷ホテルの口コミ
日光金谷ホテルの気になる悪い口コミ、良い口コミをまとめました。
悪い口コミ
建物が古いため、一部の設備が現代的なホテルと比べると劣る部分があった
良い口コミ
歴史を感じる建物と内装に感動し、伝統を感じる旅行だった
夕食のフランス料理が素晴らしかった
スタッフの方々の対応が丁寧で、細やかな心配りに感動した
館内ツアーに参加し、ホテルの歴史がとても興味深かった
中禅寺金谷ホテルの口コミ
中禅寺金谷ホテルの気になる悪い口コミ、良い口コミをまとめました。
悪い口コミ
価格帯が高めなので、もう少しリーズナブルだと嬉しい
良い口コミ
窓から見える中禅寺湖の景色が素晴らしかった
スタッフの方々の対応が丁寧で、細やかな心配りに感動した
温泉露天風呂からの眺めがよく、星空を見ながらの入浴は最高の体験になった
フランス料理が美味しく、地元の食材を使った創作料理に感動した
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルどっちがおすすめ
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルどっちがおすすめなのか、それぞれおすすめな人をまとめました。
日光金谷ホテルがおすすめな人
- 日本の近代化の歴史に触れたい方や、国の登録有形文化財である建造物での宿泊体験を楽しみたい方
- 日光東照宮や二荒山神社など、世界遺産の社寺群を中心とした観光を楽しみたい方
- クラシカルで格調高い雰囲気の中で特別な時間を過ごしたい方
明治時代から受け継がれてきた建築様式や内装を通じて、歴史的な雰囲気を味わうことができます。
また徒歩圏内に主要な観光スポットがあり、神橋まで徒歩5分、日光東照宮まで徒歩15分という抜群のロケーション。
150年以上の歴史を持つホテルならではの伝統的なサービスと、金谷ホテル歴史館での館内ツアーなどを楽しむことができます。
中禅寺金谷ホテルがおすすめな人
- 自然に囲まれた静かな環境で心身をリフレッシュしたい方
- 温泉と絶景を同時に楽しみたい方
- 都会の喧騒から離れて、ゆっくりと贅沢な時間を過ごしたい方
標高1,300メートルの中禅寺湖畔に位置し、全室から湖と山々の絶景を楽しめる、大人のためのリゾートとして最適です。
また温泉露天風呂「空ぶろ」からの眺めは圧巻で、特に紅葉シーズンには湖面に映る色とりどりの山々の景色を温泉に浸かりながら堪能できます。
中禅寺湖クルーズや周辺の自然を活かしたアクティビティが充実しており、華厳の滝や英国大使館別荘記念公園など、奥日光ならではの観光も楽しめます。
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違いのまとめ
比較項目 | 日光金谷ホテル | 中禅寺金谷ホテル |
---|---|---|
立地 | 日光市街地の中心部に位置し、神橋まで徒歩5分、日光東照宮まで徒歩15分、日光二荒山神社まで徒歩19分と観光に便利 | 標高1,300メートルの中禅寺湖畔に位置し、華厳の滝まで車で8分、中禅寺湖クルーズ乗り場まで徒歩15分 |
客室の雰囲気 | 国の登録有形文化財の歴史的建造物。2023年にリニューアルされた別館は、歴史を感じつつも現代的な快適さを備える | 全室にバルコニーかウッドデッキが設置され、窓からは豊かな緑と中禅寺湖の絶景を楽しめる。高級感のある落ち着いた内装 |
大浴場 | 大浴場なし。客室のバスルームまたはシャワールームのみ。貸切風呂の設備あり | 硫黄泉(硫化水素型)の温泉大浴場あり。温泉露天風呂「空ぶろ」から中禅寺湖と山々の絶景を楽しめる |
ドレスコード | ノーネクタイ・ノージャケットOK。ただし露出の多い服装や浴衣でのレストラン利用は禁止 | ノーネクタイ・ノージャケットOK。浴衣は大浴場と客室の往復時のみ許可 |